一般的に、風邪はさまざまなウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
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健康診断・特定健診・特定保健指導
健康診断
項目 | 内容 | 定期 健診 |
定期 健診 |
入社 健診 |
---|---|---|---|---|
身体 計測・ 医師 診察 |
身長・体重・腹囲・BMI・視力・問診・医師診察・血圧測定 | ○ | ○ | ○ |
胸部XP | 直接デジタル撮影 | ○ | ○ | ○ |
検尿 | 蛋白・糖・潜血・ウロビリノーゲン | ○ | ○ | ○ |
聴力 | オージオメーター | ○ | ○ | |
心電図 | 安静12誘導心電図 | ○ | ○ | |
一般血液 | 赤血球・白血球・血色素・ヘマトクリット・血小板数 | ○ | ○ | |
血液 生化学 |
【肝機能】 GOT(AST)・GPT(ALT)・γ-GTP |
○ | ○ | |
【脂質検査】 総コレステロール・中性脂肪・LDL-コレステロール・HDL-コレステロール |
○ | ○ | ||
【代謝】 空腹時血糖 |
○ | ○ | ||
料金 | 3,390円 | 10,170円 | 10,170円 |
※自費診療となります。
※当日結果を希望される場合は+1,000円で承ります
※上記税込みでの金額となります。
特定健診・特定保健指導
当院は特定健診・特定保健指導の実施機関となっております。
特定健診・特定保健指導に関してもお気軽にご相談ください!
※胃がん、子宮がん、乳がん、肺がん検診は実施しておりません。
※土曜日は健診のご予約を受け付けておりません。ご了承ください。
※消費税の改定(2019年)に伴い価格を改定しております。
インフルエンザ予防接種
インフルエンザワクチン接種………3,500円(税込)
2回目以降…………………………3,500円(税込)
※4価ワクチンになりました。
※65歳以上の方は公的補助があるため金額が変わります。
※会社単位での接種も受け付けておりますので、ご相談ください。
※保険適用ではないため、全額自己負担となります。
※65歳以上の方は、公的補助により1,500円になります
※健康保険組合の「インフルエンザ予防接種補助券」をご使用いただけます。
※受診の際は、保険証をお持ちください。
お申し込みはこちらから
※こちらの申し込みはインフルエンザの予防接種のみの予約であり、診察予約ではありません。
定期受診をされている患者様におかれましては、これまで通り、直接受付にお電話にてお問い合わせをお願い致します。
インフルエンザとは
インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般の風邪症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。
流行が周期的に現れてくるところから、16世紀のイタリアの占星家たちはこれを星や寒気の影響(influence)によるものと考え、これがインフルエンザの語源であるといわれている。インフルエンザは、いまだ人類に残されている大きな疫病である。
(国立感染症研究所ホームページより)
インフルエンザQ&A
Q1 インフルエンザと普通の風邪はどう違うのですか?
Q2 インフルエンザはいつ流行するのですか?
インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がります。日本では、例年12月~3月頃に流行します。
Q3 インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?
インフルエンザを予防する方法としては、以下が挙げられます。
- 流行前のワクチン接種
- 飛沫感染対策としての咳エチケット
- 外出後の手洗い等
- 適度な湿度の保持
- 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
- 人混みや繁華街への外出を控える
Q4 ワクチンの接種を受けたのにインフルエンザにかかったことがあるのですが、ワクチンは作用があるのですか?
インフルエンザにかかる時はインフルエンザウイルスが口や鼻から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを抑える働きはありません。ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が起こります。この状態を「発症」といいます。ワクチンには、この発症を抑える作用が一定程度認められています。発症後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方やご高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。ワクチンの大きな作用は、この重症化を予防する作用です。
※厚生科学研究班による「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院))」の報告によると、65歳以上の健常な高齢者については約45%の発病を阻止し、約80%の亡くなられる方の割合を阻止する作用があったと報告しています。
以上のように、インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザにかからない、というものではありませんが、ある程度の発病を阻止する作用があり、またたとえかかっても症状が重くなることを阻止する作用があります。ただし、この作用も100%ではないことにご留意ください。
Q5 昨年ワクチンの接種を受けましたが今年も受けた方が良いでしょうか?
季節性インフルエンザワクチンでは、これまでの研究から、ワクチンの予防作用が期待できるのは、接種した(13歳未満の場合は2回接種した)2週後から5カ月程度までと考えられています。
また、インフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行が予測されるウイルスに合わせて製造されています。このため、インフルエンザの予防に十分な免疫を保つためには毎年インフルエンザワクチンの接種を受けた方がよい、と考えられます。
Q6 ワクチンはどの種類のインフルエンザに作用があるものですか?
季節性インフルエンザワクチンは、インフルエンザA/H1N1亜型(インフルエンザ H1N1 2009と同じ亜型)とA/H3N2亜型(いわゆるA香港型)、B型2系統を含んだ4種類のワクチンです。
Q7 インフルエンザワクチンの接種はいつ頃受けるのがよいですか?
日本では、インフルエンザは例年12月~3月頃に流行します。また、ワクチン接種による作用が働くまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
Q8 インフルエンザにかかったらどうすればよいのですか?
- 具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
- 安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
- 水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
- 咳やくしゃみ等の症状のある時は、周りの方へうつさないために、不織布製マスクを着用しましょう。
- 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
また、小児、未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走りだす、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあるので、自宅において療養を行う場合、少なくとも2日間、小児・未成年者が一人にならないよう配慮しましょう
Q9 インフルエンザの治療薬にはどのようなものがありますか?
インフルエンザに対する治療薬としては、下記の抗インフルエンザウイルス薬があります。
- オセルタミビルリン酸塩(商品名:タミフル)
- ザナミビル水和物(商品名:リレンザ)
- アマンタジン塩酸塩(商品名:シンメトレル等)
- ペラミビル水和物(商品名:ラピアクタ)
- ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(商品名:イナビル)
ただし、その作用はインフルエンザの症状が出始めてからの時間や病状により異なりますので、使用する・しないは医師の判断になります。
(厚生労働省ホームページより)
検査をご利用の医療系専門学校の皆様へ
医療系専門学校の皆様へ 実習の際の検査に関するご案内とお願い
≪抗体検査料金≫※自費での診療となります
検査項目 | 金額 |
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麻疹(はしか) ※EIA法 |
6,600円 |
風疹(三日はしか) ※EIA法 |
6,600円 |
水痘(水疱瘡) ※EIA法 |
6,600円 |
ムンプス ※EIA法 (流行性耳下腺炎、おたふくかぜ) |
6,600円 |
結核(T-SPOT) | 11,000円 |
結核(QTF) | 11,000円 |
C型肝炎(HCV) ※CLEIA法 |
4,400円 |
B型肝炎(HBs抗原) ※CLEIA法 |
6,600円 |
B型肝炎(HBs抗体) ※CLEIA法 |
6,600円 |
HIV | 4,600円 |
梅毒 | 5,900円 |
- 上記以外の検査が必要な場合は、予約の際、受付にご相談ください。
- 税込み金額となります。
≪検査結果≫
- 検査結果には2週間いただいております。
※郵送の場合、別途600円がかかります。
≪ご予約に関して≫
- ワクチン接種のご予約に関して、原則として来院にてご予約を承ります。
- 当院におけるワクチン接種の場合は完全予約制で対応させていただきます。
- 受付時間は、月曜日、水曜日、木曜日は16時まで、金曜日は17:15分までご予約を受け付けております。
- ご予約の際に検査内容をお伝えください。
(検査内容がわからない場合は、ご予約を承れない場合がございます。またご予約の際ご申告いただいた検査内容が当日異なった場合は、再度ご予約をいただく可能性がございます)
※原則ご予約がない場合は、当日の検査はお断りさせていただいておりますので、ご了承ください。
※土曜日は原則予約を承っておりません。
≪ワクチン接種に関する料金のお支払方法について≫
- ご予約時にワクチン代を領収させていただきます。
- ご予約が確定しましたら、原則キャンセルは不可のため、払い戻しはできませんので、ご了承ください。